写真…戸倉江里

クロストーク

雲仙タネト

種を蒔くデザイン展 ポストトーク

岩崎政利+皆川明

日程‖24(土)
場所‖タネト‖雲仙市千々石町
話し手‖岩崎政利‖農家
    皆川明‖ファッションデザイナー
聞き手‖奥津爾‖タネト店主
料金‖1800
定員‖60

種をあやす─在来種野菜と暮らした40年のことば』を
この春に上梓したばかりの岩﨑政利さんと
この展の第一回から雲仙を訪れてきた皆川明さんの初の対談。

お二人の対話を通して
参加されるそれぞれが自身に問い、
ともに考える会になれば、嬉しいです。

  • 公式instagramよりインスタライブを配信します。
雲仙タネト

種を蒔くデザイン展 プレトーク

ここから見えるしゅの未来」

岩崎政利+原川慎一郎+奥津爾

日程‖26(日)1630分〜1830
場所‖タネト‖雲仙市千々石町
出演‖岩崎政利‖農家
   原川慎一郎‖BEARDオーナーシェフ
   奥津爾‖タネト店主
料金‖1500

岩崎さんと出会い、雲仙に移り住むことを決めた
BEARDの原川慎一郎とタネトの奥津爾。

農家と料理人と直売所店主、それぞれが見据えている種の未来。
ぼくらがここ雲仙で何を成し遂げようとしているのか、どういう未来をこじあけようとしているのか。
皆さんとじっくり共有できたら嬉しいです。ぜひ。

インスタライブにて配信中

東京

種を蒔くデザイン展 オープニングトーク

想像からの創造」

野村友里+荒井良二+志鎌康平

日程‖(満月)13時〜16
場所‖学習院創立百周年記念会館 小講堂‖東京都豊島区目白
料金‖1800

第一部‖荒井良二さんに訊く
 話し手‖荒井良二‖絵本作家‖志鎌康平‖写真家
 聞き手‖奥津爾‖タネト店主

第二部‖野村友里さんに訊く
 話し手‖野村友里‖料理家
 ゲスト‖相良育弥‖茅葺職人
 聞き手‖奥津爾‖タネト店主

荒井良二さんが描いた世界で一冊だけの絵本から生まれた月日坊というアトリエ。荒井さんの想像がリアルな場の創造に繋がっていくという奇跡の軌跡を第一部で。
第二部では野村友里さんと、野村さんが心からリスペクトする茅葺き職人の相良育弥さんもゲストでお招きし、古くからの知恵として受け継ぎつつ、伝統からどんな生き方を僕らは抽出できるのかお話を伺います。

インスタライブにて配信中第一部第二部

京都

八百屋に何ができるのか」

日程‖12(日)10時〜12
場所‖紫明会館‖京都市北区
話し手‖出口晴久‖オガクロ店主
   榊原一憲‖五ふしの草店主
   角谷香織‖Gg's店主
   奥津爾‖タネト店主
料金‖1500

地元で育てられた自然栽培や在来種の野菜を買う。 そんな当たり前のことが、どうしてこんなに難しい時代になったのでしょう。
大規模化・規格化がハイスピードで進む日本農政。送料の高騰や流通の合理化、料理をする時間がどんどん減っている現実。さまざまな要素が絡み合い、多品種少量の有機農家と街の小さな八百屋のあり方が問われている現代。
畑と台所をつなぐ接続面である八百屋に、いったい何ができるのか。

手加減抜き、予定調和なし。そのリアルと可能性をじっくりと話し合いたいと思います。

インスタライブにて配信中前編後編

京都

クリエイターズトーク

私たちの種を蒔くデザイン」

日程‖12(日)1330分〜17
場所‖紫明会館‖京都市北区

第一部
 話し手‖石村由起子‖くるみの木代表‖福田里香‖料理家
 聞き手‖奥津爾‖タネト店主

第二部
 話し手‖原田祐馬‖デザイナー‖平田明珠‖Villa della Paceオーナーシェフ
 聞き手‖奥津爾‖タネト店主

第三部
 話し手‖柳原照弘‖デザイナー‖田根剛‖建築家
 聞き手‖奥津爾‖タネト店主

料金‖1500

デザイナー、建築家、料理家、料理人、空間コーディネーター、
それぞれ第一線で活躍する6人が見据えている未来を切り開く仕事、種を蒔くデザインとは。

雲仙タネト

種を蒔くデザイン展 クロージングトーク

野菜と暮らすこと、在来種と生きた40年」

岩崎政利+田口ランディ

日程‖22(新月) 16時〜18
場所‖タネト‖雲仙市千々石町
話し手‖岩崎政利‖農家
    田口ランディ‖作家
聞き手‖奥津爾‖タネト店主
料金‖1500

在来種の野菜と暮らし始めて40年。有機農業の世界にあっても、自家採種する農家が皆無だった時代から種を採り続けてきた岩崎政利さん。

岩崎さんが見てきた景色と、畑で種から学んだこと。人と作物の間にある何か。種を守り継ぐ活動を10年前からずっと応援し続けてくださっている作家の田口ランディさんとの対話から、皆さんと共有できたら嬉しいです。種を蒔くデザイン展、新月のクロージングトークです。

インスタライブにて配信中

岩崎政利

岩崎政利

1950年長崎県生まれ。諫早農業高校卒業後、農業に従事する。約40年ほど前から有機農業に切り替え、野菜の自家採種を始める。現在では約80種類の野菜を生産する中で、毎年50種類以上の野菜の種子を採っている。2019年秋より「雲仙たねの学校」の指導を行う。 著書に『岩崎さんちの種子(たね)採り家庭菜園』(家の光協会)『つくる、たべる、昔野菜』(新潮社)

原田祐馬

原田祐馬

1979年大阪生まれ。京都精華大学芸術学部デザイン学科建築専攻卒業。UMA/design farm代表。大阪を拠点に文化や福祉、地域に関わるプロジェクトを中心に、グラフィック、空間、展覧会や企画開発などを通して、理念を可視化し新しい体験をつくりだすことを目指している。「ともに考え、ともにつくる」を大切に、対話と実験を繰り返すデザインを実践。著書に『One Day Esquisse:考える「視点」がみつかるデザインの教室』。

原川慎一郎

原川慎一郎

静岡県生まれ。渋谷のお店で修業の後、渡仏。帰国後、三軒茶屋の「uguisu」などのレストラン勤務を経て、2012年に目黒にレストラン「BEARD」をオープンし、話題となる。2017年、バークレーにあるアリス・ウォータースの「シェ・パニース」元総料理長であるジェローム・ワーグとともに、東京神田にレストラン「ザ・ブラインド・ドンキー」をオープン。そして2020年、長崎県雲仙市に移り住み、BEARDを再オープン。岩崎政利さんが守り継いできた在来種の野菜を軸にした料理を発信している。

田根剛

田根剛

Photo: Yoshiaki Tsutsui

建築家。1979年東京生まれ。ATTA - Atelier Tsuyoshi Tane Architects代表。フランス・パリを拠点に活動。主な作品に『エストニア国立博物館』、『弘前れんが倉庫美術館』、『アルサーニ・コレクション財団・美術館』、『帝国ホテル新本館(2036年完成予定)』など。主な受賞にフランス国外建築賞グランプリ2021、第67回芸術選奨文部科学大臣新人賞など多数受賞 。http://www.at-ta.fr

野村友里

野村友里

eatrip主宰/料理⼈、野村友里さん。⻑年おもてなし教室を開いていた母の影響で料理の道へ。ケータリングフードの演出や料理教室、雑誌での連載やラジオ出演などに留まらず、レシピ開発、イベント企画、映画やテレビ番組の料理監修など、食の可能性を多岐に渡って表現している。2012年にrestaurant eatrip(原宿)を、2019年11月にeatrip soil(表参道)をオープン。生産者、野生、旬を尊重し、料理を通じて食のもつ力、豊かさ、おいしさを伝えられたら、と活動を続ける。壱岐ゆかりとの共同著書に『TASTY OF LIFE』(⻘幻舎)など。

石村由起子

石村由起子

香川県高松市生まれ。暮らしを楽しむ祖母の知恵にくるまれて育つ。学生時代には染織を学び、民芸に親しむ。1983年、奈良の郊外で出会った小さな建物でカフェと雑貨の店「くるみの木」を始める。現在は「くるみの木」を主宰しながら、時には企業や地域の夢をかたちにする手伝いも行っている。

福田里香

福田里香

福岡生まれ。菓子研究家。書籍や雑誌、onlineに掲載するレシピ提供に始まり、食にまつわるモノ・コトのディレクションを手掛ける。雑誌連載には、24年続く『装苑』のフードコラムや『Discover Japan』で第122回を数える連載『民芸お菓子巡礼』等がある。「mikaned」(GNFF)、「サブレ ウィークエンド シトロン」(bbb haus)、「Cheesy Poche」(ZAXFOX)等、企業の商品開発なども手がけ、幅広い食分野で活躍中。著書は『季節の果物でジャムを炊く』、『いちじく好きのためのレシピ』、『民芸お菓子』、『新しいサラダ』等。

荒井良二

荒井良二

1956年山形県生まれ。『たいようオルガン』でJBBY賞を、『あさになったので まどをあけますよ』で産経児童出版文化賞・大賞を、『きょうはそらにまるいつき』で日本絵本賞大賞を受賞するほか、2005年には日本人として初めてアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞するなど国内外で高い評価を得る。また、NHK連続テレビ小説「純と愛」のオープニングイラストを担当。2018年まで「みちのおくの芸術祭山形ビエンナーレ」の芸術監督を務める。2023年7月から横須賀美術館で荒井良二展を開催予定。

平田明珠

平田明珠

1986年、東京都生まれ。大学卒業後に料理の道へ進む。都内のイタリア料理店勤務の後、食材を探しに訪れた能登半島に惹かれ2016年に七尾市に移住、レストラン「Villa della pace」をオープン。2020年、七尾市中島町の塩津海水浴場跡地へ移転、宿泊施設を併設したオーベルジュとしてリニューアルオープン。 ミシュランガイド北陸2021特別版において、一つ星、ミシュラングリーンスターを獲得。

志鎌康平

志鎌康平

写真家 1982年山形県生まれ。人・食・土地の撮影を日本/世界を旅しながら行う。主な展示に2022年「もうひとつの時間」(沖縄rat&sheep)、2016年「土地のまなざし」展(山形KUGURU)など。第22回ひとつぼ展入選。沖縄でのプロジェクト「地域芸能と歩む」や、山形ビエンナーレのフォトグラファーなどを務める。ここ数年は中国やラオスなどの少数民族の撮影や東北の文化、沖縄での伝統芸能の撮影を行なっている。全国を旅する移動写真館「カメラ小屋」主催。東北芸術工科大学映像学科非常勤講師。2023年山形市にスタジオ『月日坊』をオープン。
http://www.shikamakohei.com/

田口ランディ

田口ランディ

2000年、長篇小説『コンセント』を発表。以来、社会問題や人間の心をテーマに、フィクションとノンフィクションを往還しながら幅広い執筆活動を続けている。作品は映画化や各国語に翻訳され、海外でも高い評価を得ている。2001年、『できればムカつかずに生きたい』で婦人公論文芸賞を受賞。小説に『アンテナ』『モザイク』『被爆のマリア』『マアジナル』『サンカーラ』『ゾーンにて』『リクと白の王国』『指鬘物語』など、エッセイ/ノンフィクションに『生きなおすのにもってこいの日』『ヒロシマ、ナガサキ、フクシマ』『いのちのエール』『生きてるって、幸せー!』など多数。 近著は地下鉄サリン事件の実行犯との1交流を元に執筆した私小説「逆さに吊るされた男」(河出書房新社)、水俣との深い関わりから描かれる『水俣 天地への祈り』

柳原照弘

柳原照弘

TERUHIRO YANAGIHARA STUDIO 1976年生まれ。デザイナー。2002年に自身のスタジオを設立。大阪(日本)の他、2020年にArles(フランス)にスタジオとショールームを構える。現在は日本、フランス、オランダ、デンマーク、台湾を拠点に国やジャンルの境界を越えたプロジェクトを手がける。主なプロジェクト:1616/arita japan、2016/、OFFECCT、Kvadrat、Skagerak、THREE、FIVEISM x THREE、Mame Kurogouchi、等。 作品所蔵:フランス国立造形芸術センター(CNAP)、Stedelijk Museum Amsterdam(アムステルダム現代美術館)等。

皆川明

皆川明

Photo: Photo: 在本彌生

デザイナー
1995年にminä perhonen(ミナペルホネン)の前身となるminä(ミナ)を設立。社会への考察や自然への詩情から図案を描き、丁寧に作り進めたテキスタイルを用いたものづくりを行う。 その活動はファッションから始まったが、その後、インテリア、テーブルウェア、宿泊施設のディレクションなど、活動の領域を広げている。
国内外のブランドやテキスタイルメーカーへのデザイン提供、新聞・雑誌の挿画も手がける。2019年から2020年にかけて、東京都現代美術館と、兵庫県立美術館で開催された展覧会「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」が、2022年4月23日からは福岡市美術館、夏には青森で巡回される。
http://www.mina-perhonen.jp

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