講演会

鎌倉

養老孟司
講演会種を継ぐ君たちへ」

日程‖(水)13時〜16
場所‖鎌倉女子大学 二階堂学舎
料金‖1900円

第一部13時〜1350

種と暮らす農、畑から見える景色」

話し手‖田中遼平‖農家
聞き手‖鈴木鉄平‖青果ミコト屋

第二部14時〜16

種を継ぐ君たちへ」

話し手‖養老孟司
聞き手‖奥津爾‖タネト

養老さんにお話しいただくテーマ、
ここで言う「種」には二つの意味を込めています。

一つは、農の現場でリアルな存在としての農民が守り継いできた「タネ」もう一つは、“次世代に残したいもの”という象徴としての「タネ」の側面です。

あらゆるものが規格化されている現代にあってものづくりや農の現場で多くの財産が失われています。
僕たちは次の世代に、どんな景色を守り継いでいくべきなのか。どのような哲学をもって、激しい現実と対峙し、行動し続ければいいのか。

養老さんの哲学、その想いじっくりと伺いたいと思います。

養老孟司

養老孟司

東京大学名誉教授
著書『バカの壁』(新潮社)『虫眼とアニ眼』(徳間書店)など多数

田中遼平

田中遼平

雲仙市千々石町出身、鹿児島大学経済学部卒。
就農6年目。自家採種を軸にした有機農家になるべく卒業後、故郷の雲仙にもどり就農。岩崎さんから30種を超える種を受け継ぎ、固定種、在来種の野菜を中心に年間約70品目を栽培している。
https://tanakatane.thebase.in/

鈴木鉄平

鈴木鉄平

青果ミコト屋 代表 3歳までをロシアで過ごし、帰国後横浜で育つ。2007年 ヒマラヤで触れたグルン族のプリミティブな暮らしの豊かさに惹かれ、農のフィールドへ。2010年 高校の同級生、山代徹と共に旅する八百屋「青果ミコト屋」を立ち上げる。
https://micotoya.com/

東京

中沢新一
講演会農業のタオ

日程‖11(土)17時〜1930
場所‖自由学園 明日館‖東京都豊島区西池袋2丁目31
参加費‖1900円

20代以下の若者は無料
お申込の際、必ずコメント欄に学校名学年か職業、
なぜ興味をもったのか明記ください。

講演‖中沢新一
聞き手‖奥津爾‖タネト

  • 当日券ございます。
    1116時半〜17時までの間に会場にお越しください。
    17時を過ぎますと参加できませんのでご注意を。

中沢新一さんより、この講演会に寄せて

タオは細い真実につながる道のことである。農はそのタオを歩むことのできる、現代では数少ない生業のひとつである。 農には農以前からのたくさんの道がうねり、流れ込んできた。長い歴史の中で、いくつもの分かれ道ができたり、異なる原理が入り込んできたけれども、そこには細く、静かでしかし変わることのない道が残されている。人類に宿ってきた農の道とはなにか、そこから現代を生きる一人ひとりがいまおこなっているわざの本質はどこにあるのか、考えてみたい。

***

文化人類学、宗教学、哲学、サブカルチャーを横断的に思考する知の巨人・中沢新一さんにじっくりと伺うこの機会。若い人にぜひ聴いてほしいという願いを込めて、20代以下の若者は無料とします。
各界、さまざまな人に影響を与え続けてきた中沢新一さんの思想に、ぜひ直に触れて欲しいと心から願います。

中沢新一

中沢新一

1950年、山梨県生まれ。思想家・人類学者。京都大学人と社会の未来研究院特任教授。インド・ネパールでチベット仏教を学び、帰国後、人類の思考全域を視野にいれた研究分野「精神の考古学」を構想・開拓する。著書に『チベットのモーツァルト』『森のバロック』『アースダイバー』シリーズ『カイエ・ソバージュ』シリーズ、『レンマ学』ほか多数。近著に『今日のミトロジー』などがある。

雲仙タネト

大竹伸朗
講演会大竹伸朗さんに訊く」

21(祝)1630分〜1830お申込み
場所‖雲仙 タネト‖長崎県雲仙市千々石町丙2138
料金‖1900円

講演‖大竹伸朗
聞き手‖奥津爾‖タネト

講演会お申込み

「アートがどうとか、コンセプトがどうとかじゃない。毎日を過ごすための、自分が息するための方法として作品つくってる」「続けるものじゃないでしょう、続いてっちゃうもの、がほんとうじゃない?」「40年やんないと見えてこないものがある」

大竹伸朗さんを称して「私にとってはもっとも人間味のある神様のような存在」と語ったのは皆川明さん。500点を超える東京国立近代美術館での圧倒的な展示会をおえたばかりの巨人、大竹さんにひたすら質問するという夢のような時間を作っていただきました。

「デザイン」や「農業」がマーケティング化され、本来の意味や創造性を失い、消費の道具としてしか存在できなくなりつつある世界にあって、その壁を突破し新しい価値を創造するために僕らはどうあるべきなのか。それぞれが掴み取る時間になりますように。

インスタライブにて配信中

大竹伸朗

大竹伸朗

©Shinro Ohtake, Photo: Shoko

1955年東京都生まれ。愛媛県宇和島市在住。主な個展に熊本市現代美術館 /水戸芸術館現代美術ギャラリー(2019)、パラソルユニット現代美術財団 (2014)、高松市美術館(2013)、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(2013)、アートソ ンジェセンター (2012)、広島市現代美術館/福岡市美術館 (2007)、東京都 現代美術館 (2006) など。また国立国際美術館(2018)、ニュー・ミュージアム・ オブ・コンテンポラリー・アート(2016)、バービカン・センター(2016) などの企画 展に出展。ハワイ・トリエンナーレ(2022)、アジア・パシフィック・トリエンナーレ (2018)、横浜トリエンナーレ(2014)、ヴェネチア・ビエンナーレ(2013)、ドクメンタ (2012)、光州ビエンナーレ(2010)、瀬戸内国際芸術祭(2010、13、16、19、22) など多数の国際展に参加。また「アゲインスト・ネイチャー」(1989)、「キャビネッ ト・オブ・サインズ」(1991) など歴史的に重要な展覧会にも多く参加している。
東京国立近代美術館「大竹伸朗展」(2022/11/1〜2023/2/5)が愛媛県美術館(2023/5/3〜7/2)、富山県美術館(2023/8/5〜9/18)に巡回。
https://www.ohtakeshinro.com

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