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異常気象の時代の食事

みなさんこんにちは。またそのハナシかーとうんざりされそうですが、しつこく書いておきます!わかっている方はスルーしてください。


歴史に残る異常気象の現代

暦の上では、11月22日が「小雪」 とはいえ、思いがけない降雪と寒さですね、皆様お怪我などなさいませんよう。明治の観測スタートから初めてという地域もあるそうです。
太陽は、昨日今日(11/21,22)と黒点数0を記録しています。(異常に活動が低下しているということ)
福島、鳥取、熊本での余震が続いており、今朝は中米でM7.2の地震の報道がありましたね。今月は13日にニュージーランドでM7.4を記録したばかりでした。余震地滑りは多数続いています。

今回の降雪は山梨では季節外れのひまわりが咲いた上に降り積もっていることが報道されていましたね!長崎県でも、つい最近、桜が狂い咲きしていました。

北極の気温は、例年より36度高いという異常が伝えられています(ワシントンポストより)
他、オーストラリア、そして沖縄の珊瑚礁は、海水の高温化現象により、半数以上が死滅・白化(ナショナルジオグラフィック他)。

温暖化の一方、米国・ロシア・中国・モンゴルなどでは、-30度、-30度という超寒冷化の異常が伝えられています。アラブでも今年は雪がふりました。もちろん史上初めてという地域もあります。

もはや、地軸が移動と言われても私はおどろきません!本当に、世界は異常気象が平常気象になりました。この10年、多かったのですが、今年は特に加速しています。

もう少し、振り返りましょう。

日本も今年、大変でした。
年明けは、九州で北海道並みの寒波と大雪がふり、そして、いつもは九州にやってくる台風は東北に上陸し、東北北海道に甚大な被害をもたらしました。まるで南と北がひっくり返ったような出来事で、多くの被害がでました。
それでいて、鹿児島宮崎の台風被害もひどく、北海道東北の寒さも厳しく。各地で、日照りと豪雨の「数十年に一度」報道が繰り返されました。
熊本地震、鳥取地震、阿蘇噴火、そして先日11月22日福島を震源に地震と津波が起きたばかりです。福岡で起きた陥没事件は、似たような現象がナポリでも昨年起きています。イタリアでも今年は大地震がありましたね。


今こそ台所

今こそ、台所から、地球環境を破壊しない暮らしに、自然の摂理にそって元気になる暮らしに少しずつシフトしていきましょう。この環境変化は、大きな歴史の流れによるものと人災の両方だと私は思います。そして、こんな時代だからこそ、台所がますます重要です。

最近の授業では、この話ばっかりしていますが、盲目的にならず、現実に目を開きましょう。かつて牛乳を盲信したように、ある自然食ブランドや菜食を盲信していませんか?

薄味とか濃い味が良い悪いと決めつけるのは、薄着がいい、厚着がいいと決めつけるようなものです。気候と体質によります

テキストのクラス1に、桜沢先生の時代に必要なものから、久司先生の時代に必要なものが変わったことを書いています。でも今、また、時代が動いています。面白いですね。

私たちは、マクロビオティックを通じて、「絶対正しい」「絶対頼りになる」ものはないと本当に理解するのです。それは、だんだん「大丈夫!」と自信が満ちていく過程ともいえます。自信がないから、牛乳や肉や菜食やお金や学歴や美肌や権威や・・・・を盲信しますね。でも、どれもなくてもなんとかなる。それでいて、やはりいいところも、デメリットもあります。牛乳だって、本物は、力になってくれることも勿論あります。

冬と夏では服を変えるように、異常気象の変化に合わせて、食も着替(気変え)ましょう。毎日食と睡眠で生まれ変わりましょう! 命とは変わること。


マクロビオティック食=あなたに必要な食

マクロビオティックとは今必要なものを取り入れる食事です。無駄をそぎ落とし、必要をとることで、自分を調えよう。「元の気」になろう、毎日を愉しもう、ということ。もちろん、完璧に無駄を削ぎ落とし続ける365日は誰しもできないから、不必要は時々楽しんでいいと私は思います。というか、私もそれしかできません。(笑)

けれど、小さな「できること」をした変化、心地よさはありがたく、食や自分に向き合うことは、気持いいなと思います。

ではその<必要>ってなんでしょうか? 全粒穀物菜食? 半分あたりですが、それはあくまで人間のベースです。

テキストで学んだ「身土不二」、朝昼夜や四季によって必要が違うことは、「環境に合わせて、自分の変化に合わせて食べよう」ということです。
その環境自体が、テキストの時代とは大きく変わっています。(テキスト挿入理論は2000年代を例とする)さらに、環境が変わったことで、食材の質が大きく変わっています。


変わる必要な陰陽

テキストの理論の時代

・主に「飽食」による病改善が多かった時代

・温暖化のみで、寒冷化は現象化していない

⇒大雑把にまとめると「濃くなりすぎた血を薄く溶かすことで<中庸><元気>に」なることが多く、こもりすぎた熱を逃がす必要があった

現在

・温暖化だけでなく、寒冷化が激しくすすんでいる

・太陽活動の変化などにより、植生が変化、食材の味・気が薄くなっている

今<中庸>にするためには、血を濃くする必要がある人が増えている。陽性さが強く必要な人が増えている(といって、10人に一人くらいは、やっぱり、テキストのそのままが必要な方もいます!)

特にマクロビオティック歴2年以上の方は以下に注意してください。初心者の方も、もちろん、参考になさってください。


<濃厚さと適切な陽性さを>

テキストより、よい油も、塩分も増やしてください
・タンパク質を”標準食”より増やしましょう。大豆製品は大変重要ですが、陰性なので、そればかりにならないように、またしっかりと味噌などで煮込んだり味をつけた方がいいことが多いです。

・良質のかつおぶしを使っただしも必要な時代です。かつおぶしは、本物は、タンパク質が発酵によりアミノ酸分解されているので非常に吸収がよく、強い陽性です。

・適宜、魚や卵もとりいれましょう。ただし、現代人は動物性の食べ過ぎです!毎食は多すぎです!歯の総数28〜32本に対して、犬歯は4本しかありません。初心者の方は、減らして、多すぎた、そして質の良くない(失礼な言い方)動物性の排出を手伝って。

・お魚も卵も、よい餌を食べて元気に生きたものを。(彼らもどんどん餌が難しくなって減っています。)

・お魚や卵の食べ合わせはテキストを参考に。何ページにあるか探してみてくださいね😊

・魚の切り身は死後硬直が強いため、自分でさばいたほうが、消化がよいです。特に<発酵>と組み合わせると動物性たんぱくは消化吸収がよくなります。切り身は、よく酒、もしくは塩水で汚れを洗い流し、消化しやすくしましょう。お肉も同じことが言えると思います。自分でさばいた方がいいんでしょうね。

・質の良くない動物性食品はもちろんすすめません。でもそれは失礼な言い方ですね。幸福に生きた生き物達がちゃんと殺められて、ちゃんと調理されると、力になりやすいのです。マクロビオティックは、独特の気の流れの理解から、肉食はあまりすすめていません。私たち家族も肉食はしていません。
でもなんでも、必要な食べることは悪いことではありません。また、必要なくても食べたがるご主人に、お肉を一生懸命に料理してあげる方を素敵だなと思います。命に感謝しましょう。血を嫌がる方もいらっしゃるようですが、生や自然とは、そもそも人間の感覚にはグロテスクな部分ももっているものです。ただ、不必要な殺生や、尊厳なき生死を強要することには、私は反対です。皆が毎日肉食が必要なら、大規模畜産に辿り着き、地球は崩壊です。

・太陽活動の収縮のためか、干し椎茸が必要なことも増えていると感じています。ビタミンD合成が難しくなっているのかと個人的には思っていますが、適宜ご判断ください。


と、ここまででもう、お腹一杯かと思いますが、もう少しがんばって!

<何はなくとも、この3点は>

・あれこれできなくてもいいから一日一杯やや濃い味噌汁を!
某自然食有名ブランドの味噌は、質が陰性化、脂質が増えすぎていていて、よくないので、避けましょう。他、あちこちの自然食ブランドの大豆製品、商品の質が劣化してしまっています。醤油、味噌。大豆製品ではありませんが、酢やもろもろ、自然食も量産化して、変化しています。

かといって、一般に売られている大量生産食材がいいわけでは、やはりありません。手作り味噌はもちろん、こんな時代に丁寧につくっておられる職人さん達の作品を購入しましょう。

・もう一つ、発酵食品を欠かさず。お漬物やコンディメント(ごま塩等が)ますます大事です。下手でもいいんです。つくってみよう。

・一日一回消化のよい品種の玄米を、消化よく炊いて、は、ますます重要に。

 

<陰陽が極端に変化した時代に>

五味ではよい「しょっぱさ」の割合が以前より多く必要かと思っています。味は大事。とろみも勿論大事。血が固まりやすい人は苦味が大事。いろいろ試してくださいネ。

・強い陰陽を欲する時代です。当たり前ですね、この気候環境の陰陽ですから・・・。強い陰も欲しいことが増えていると思います。夏はオリーブオイルやバルサミコやトマトや・・・(夏も白身魚も)。
ですが、砂糖やカフェインのとりすぎは気をつけて。軸をもちつつ、試して、また軸に・・・繰り返して、体感と経験を積み重ねてください。失敗しても絶対大丈夫! そもそも人生は毎日失敗。それが味方と力になるんです。今の私だって未来の私からみたら失敗中で、過去の私からみたら大成功中です。

・他でも言っていますが、お菓子作りの際、てん菜糖は、雄性不捻と加熱方法に問題があることが多く、きび砂糖などのほうがいいと思います。私は、果和糖というお砂糖にしています。

・まだ、個人的な見解ですが、環境のせいか、それとも歳のせいかもしれませんが(?)、朝と夜に欲しい物が逆転してきました。。。朝の方がしっかり濃い味を食べたいです。皆さんはいかがですか。

・それから、これは変わらず、大量生産の「商品」をできるだけ控えて、「命ある」「心ある」食べものに変えていきましょう。外食も同じ。心ある生産者さんを支える消費者になりましょう。それが巡ってきて自分達も助けられます。

・「円より縁の時代」です。これからますます、よい食べものがない時代になるでしょう。3〜5年かけて備えていきましょう。まだ時間があります。生産者さんと直接結びつくことも大事になってきています。自分は何が役立てるか。お金はもちろん、必要な分は大事だしすごいエネルギーなのですが、お金だけでは良いものは得られない時代がくるのではないでしょうか。

・質のいいものに出会うコツは、今依存しているそれを「一時期断つ」ことです。パンでもお菓子でもお酒でも。それで、血液が変わると(だいたい3、4ヶ月で赤血球が変わります)、あら不思議、次出会うお酒やお菓子etcは・・・うんといいもの、素敵なものになります!

・電気調理はいよいよ炎に変えてください。七輪や炭火などの準備も、少しずつしてください。芯からあたたまるものが必要です。我が家もまだこれからです。時間はあります。先を見据えて、少しずつ。

・自然栽培の大根菜などミネラルが多い素材はしっかりと食べましょう。ミネラルは、タンパク質・良い油脂と組み合わせた方が吸収がいい種類も多いです。ヒジキも同様に、少しの油脂他組み合わせるのがおすすめ。(ただし、海藻は減らしすぎても多すぎても、問題です。テキストの割合をこれは参考に。サプリメントによる摂取は私はすすめていません)

以上です


<基礎は力になる!>

「はじめるコース」をしっかり身につけたベテラン生徒さんは、この時代の変化にもちゃんと対応できています。やはり基礎ができている人は強い。

応用は究極の基本です。大丈夫です。必要なことは、本当は自分は知っています。また、食事を気をつけていると、運も強くなる不思議があります。
ともかく「台所にたつ」ことをちょっとでいいから、やっていきましょう。

完璧でなくていいんです。

ぐーたらデイがあっていいんです。

肉もコーヒーもお砂糖もケーキも食べちゃった!てことがあっても全然いいんです。
いいから、とにかく、ポイントをおさえ、できる台所仕事を楽しくやりましょう。外食は、回数を減らして、そのかわり、素敵な心あるお店で大事に楽しみましょう。やれることがあるって幸せなことですね!


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