021.

【study column】これは食べよう!欠かしたくない食べ物たち

皆さまこんにちは マクロビオティック、楽しまれていますでしょうか?それとも全然うまくいかない? 毎日テストの採点をしながら、皆さんの「○がよくなった!」「貧血がよくなった」「料理が美味しくつくれるようになった」といったご報告を嬉しく拝見しています。

一方、うまくいく時期が過ぎると必ず難しい時期もやってきます。それももちろん後退ではなく前進です!先に難しい時期ばかりの人もいるでしょう。

マクロビオティックと言えば、どうしても、「○を食べない」という本質的でないことばかりに意識が向きがちで、最初は楽しくなくなりがちなこともあるでしょう。
今回は、「○を食べない」は完全にはできなくても、「これは食べて元気になろう」を意識してみましょう。それならできる!方も多いのではないかなと思いました。ご家族がマクロビオティックに大反対でも、何を食べてもいいから、これも食べて~!という提案はいかが?

マクロビオティックをやっている人には欠かしてほしくない食べ物をまとめてみました。玄米や野菜は今回は省略します!

・わかめ・・・毎日お味噌汁やお吸い物でたっぷりとりましょう。血圧、血流をよくしたり、コレステロールを調整して血液の質をよくしたり、オメガ3系列の脂質や、たっぷりの食物繊維を補給してくれたり、筋肉をしなやかにしたり沢山の効果があります。目にも授乳にもいいですよ。

・味噌汁・・・これがあるかないかでは全然変わってしまいます。味噌スープなくして健康なし。わかめたっぷりと豆腐やお麩など植物性たんぱくと、季節のお野菜を色々入れて、楽しく美味しく美しい一椀を。男性には特に、少し鰹節を散らしてあげてもいいでしょう。

・海藻・・・わかめを毎日とったら、ひじきやあらめは週1、2回はしっかり食べたい。ないと動物性食品が必要以上に欲しくなります。煮物だけでなく、茹でてサラダやマリネのようにしたり、テキストのいろんなソースやドレッシングで試してみましょう。このサイトのレシピもお試しを。

・ごま塩や鉄火味噌やゆかり、梅干し、たくわんなど無添加のお漬物、のり、納豆など・・・意外とこれら地味な脇役が栄養補給にも消化を助けるためにも重要なのであります。納豆は玄米とは噛みにくくなるから、意識して。

・ごま・・・とても歴史の古い植物で、栄養素の他にも独特のチカラを持っています。健康に不可欠なので、胡麻和え、ごま塩など色々と週に3度以上は使ってください。カルシウムの宝庫でもあります。炒りゴマを買うときは、加熱の仕方が激しいものだとむせたり肌がほてったりしますので、注意して。ごま塩を作るときも、特に黒ゴマは一度水通ししたほうが良いです。>2015.10.30加筆

・豆腐やたんぱく製品その他・・・糖質(甘味料だけでなく、芋や菓子の材料になりやすい炭水化物、なかでも陰性なもの)や脂質ばっかりにならないようにしましょう。豆腐は味噌スープの中でコトコト煮るのが一番消化がよいです。豆腐と言っても豆腐クリームや生の豆腐薬味塩分なしの取りすぎは消化が悪いので気を付けて。動物性たんぱくについては、別途コラムのテーマにできたらと思っています。「植物性が絶対いい」わけではありませんし、かといって、必要以上に動物性食品をとることが多いと、心身の不調をよび、かつなかなか陰陽を感じ取ることができません。

・本葛湯・・・梅醤葛にしたり、甘酒葛にしたり、テキストにもありますが、定期的にとりましょう。

・小豆・・・月に何度かは、召し上がっていただきたい大事な豆です。玄米に入れて炊くときは小さな小さな昆布と炊きましょう。煮物にするときは、最初に20分くらい水に浸して捨ててアクはとったほうがよいことが多いです。北の風にあたった北方の小豆がおすすめです。締まる力が強いので、成長期のお子さんは嫌がることもありますのでその場合無理強いする必要はありませんが、テキストレシピにあるように、レーズンを加えたり、ときにさらにリンゴなど陰性さももつ素材も一緒に煮ると食べやすくなります。>2015.10.30加筆

・乳酸発酵させた食材・・・「発酵食品を」「お漬物を」とは言っていましたが、「乳酸発酵させたものを」という呼びかけは、教材作成当時欠けていたので、ここで補講させてください。いろんな場所で今後積極的に呼び掛けていきたいと思います。クラスや動画配信で、いつか私の作り方をお伝えできたらと思いますが、お漬物はまだ試行錯誤中です。今は本やネットでつくり方がわかるし、近くにきっと名人もいらっしゃるでしょうから、皆さまそれぞれトライしていただけないでしょうか。

塩に強い乳酸菌をとることで、腸内環境がぐんと調います。消化がよくなり栄養吸収がよく、口腔の状態もよく。様々な不調を予防改善できますし、痩せ過ぎ太りすぎにも改善効果があるでしょう。アレルギーにもよく、免疫力アップはよく知られています。反対に乳酸菌不足だと、マクロビオティックをやっているつもりでも、長年続けるとトラブルがでてくるかも。特に粉好きの方は、乳酸菌が不足しているか十分かどうかで差がつくと思います。お肉、お酒好きのご主人にももちろん!

乳酸発酵させた漬物とは、糠漬け、白菜漬け、しば漬け、ザワークラウトなどです。たくわんも、糠を使うから乳酸菌がとれます。納豆や味噌にも含まれますし、韓国のキムチもそうですね。
私は白味噌などを入れて、糠床づくりは割と美味しくできるのですが、毎回引っ越しのたびに糠床をダメにしていて、そのたびにがっかり、今回はまだ作らずにいたら・・・やっぱり少しだけ、何だかお腹の調子が弱った気がしています。夏に初めてしば漬けは作りましたが、重い腰をあげて、本来夏向きですが糠漬けもやろう・・・。
大好きで毎年つくる白菜漬けなども大切だったんだなあと改めて実感しています。早く自然栽培の白菜が出てこないかな。あまり得意でないザワークラウト、たくわん漬けも引っ越したのでトライするつもりです!糠床を混ぜて手につく糠は洗い流すのがもったいなく、チーズみたいで美味しいからお行儀悪くつまんで食べていましたが、あれもけっこう体に良かったのかもしれません!?昔の人は時々お白湯で溶いて飲んでいたそう。
乳酸発酵といえば、夏は豆乳ヨーグルトづくりにはまりました。けれど、体を冷やしますし、夏向きですね。あまりとりすぎると、心臓が弱く、手に力が入りにくく陰性過剰になって、モノを持つ力が入らないなと思いました。

乳酸発酵させたお漬物は、大切な「酸味」もとることができ、肝機能も助けます。塩分(陽)は含みますが、生野菜という意味では陰性で、それも、生サラダのような強すぎる陰性ではなく、良い陰性でバランスよく、満足も与えてくれるでしょう。


さて、皆さんの中には、毎日お料理もままならないのに、漬物つくりなんて無理!という方も沢山いらっしゃると思います。わかります。でも、市販品は加熱殺菌されていることが多く、菌が十分でないのですよね。ちなみに、プレスサラダは、乳酸発酵にはなりません。白菜漬けなどは、案外1/4個をザクザク切ってつくってもうまくいきますから、少しだけ、トライしてみてはいかがでしょうか。市販品でもないよりマシ!というやり方もありますが。

とにかく、<できることから少しずつ>いきましょう。でも、一度つくれば、あれこれ外食が増えても、手作りのお漬物を帰って少し食べよう!と思えるわけで、かえって実践が楽になりませんか?それに台所時間は節約しすぎると、後でしっかり不調になったり、精神的、人間関係のトラブルが起きたりして時間を取り返されてしまいます。考え方によっては、台所時間でそれらが防げたり、人生を楽しくできるのはとても素敵なこと。

それと、もちろん、玄米と散歩など運動!も不可欠。噛むことも大切。地味な大根菜、かぶ菜もとっても大事だし、旬のお野菜もいろいろ、切り方も大切です。けれど、言い方を変えると、たったそれだけで、人生を守り切り開いていけます。
今日も世界中の受講生の皆様が佳いお日ですように!

(文責 奥津)


検索


1.

検索場所を、下記から選んでから、検索してください。


2.