マクロビオティックという可能性

 講演会詳細
日時 : 2004年7月11日(日)
開場 : 13:00  公演時間 13:30〜16:30
会場 : 晴海アイランド トリトンスクエア 第一生命ホール ( 定員767名 ) 詳細地図
    
都営地下鉄大江戸線 「 勝どき駅 」 徒歩8分
料金 : 3,500円

【 主催 】 
 MAU & Organic Base

【 お問合せ 】
 MAU事務局 担当 棚田 ( たなだ )
 電話 : 03-5560-0648 E-mail : ntanada@mte.biglobe.ne.jp
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 久司 道夫 ( くし みちお )
 1926年和歌山県生まれ。
 東京大学法学部卒業、同大学院修了。
 国連著述家賞受賞・米国国立スミソニアン博物館殿堂入り。


世界を変えるには、アメリカから。
 
日本人の誰もが、アメリカに学び、アメリカに追いつこうと必死だった時代。 
たった一人、アメリカを変えに行った若者がいた。
若者は、あのアメリカに 「 東洋から学んでもらおう 」 と思った。


エリートだった彼は夢を追うために留学し、
そして必要ないと悟るとあっさり退学して、夢を追った。
彼の夢
それは、人類がずっと追い続け、半ば無理とも思われ続けてきたもの。



 「 世界平和 」


彼は変人扱いされた。
「 食で世界平和!? 」 誰もが耳を疑った。 相手にしなかった。
彼の話に最初に耳を傾けたのは、社会から 「 ドロップアウト 」 したとみなされるヒッピー達だった。 
ドラッグ中毒のヒッピー達に囲まれる彼を、警察は麻薬流通の大物だと勘違いし、マークした。
あらゆる栄養学者が、研究者が、医者が、彼の話に苛立ち、罵倒した。


彼は農家を一軒一軒回った。
有機農業に賛同してくれ、実践してくれる農家を求めて。 
自然食など何もなかった時代。
全米で初めての自然食品店を始め、 「 NATURAL FOODS 」 という単語すら、
彼が作った言葉だった。彼を信じ、学ぶ仲間は、一人ずつ増えていった。


マクロビオティック。


食べ物のエネルギーとその本質を理解し、クリアーな感性でそれを選ぶことで、
自らのあり方、未来を創造する生き方。 哲学。

数十年に及ぶ活動の末。  彼がどれだけの苦難を乗り越えたのか、誰も知らない。
時代は少しずつだが、確実に変わっている。
彼は国連に表彰され、米国国会に招かれるようになった。
アメリカの栄養基準は彼の話を基につくられるようになった。 そして
「 アメリカの歴史を変えた男 」 として、彼は 東洋人として初めて 「 アメリカ歴史博物館 」 に名を連ねた。


今や彼の元には、あらゆる著名人が訪れるようになった。
故ジョン・レノン、グイネス・パルトロー…etc。

彼の名声は世界中に轟きわたり、一個人が成し遂げ得た名誉としては、奇蹟に近い。
しかし彼は 「 間に合わなかった 」 と、まだまだ戦争に走るアメリカを見て、
自分の夢がまだ実現していないことを知っている。



世界平和という崇高で巨大な夢は、
「 小さな毎日の食事と料理にある 」 と彼は教えてくれる。
どんな苦難と試練の下でも、彼はけして怒らない、苛立たない。 ユーモアを忘れない。 彼にとっては夢の通過点、苦難とも試練とも全く思っていないのだ。


「 時間がかかるんだよ。 世界がひとつに平和になるには 」


数十年前から、途方もなく時間のかかる将来のひとつの夢に向かっている彼は、
しかし誰よりも、小さな一人一人を、一瞬一瞬を大切にする。  

そう、私たち人間にできるのは、 「 今この瞬間 」 の選択だけなのだから。

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Possibility of Macrobiotics by Michio Kushi